フランス・アルザス地方で19世紀に作られました、ホームスパン(手紡ぎ・手織り)リネンで作られたデュベカバーです。 非常に入手困難な19世紀のアルザスケルシュです。
フランス・アルザス地方と近隣のドイツ語圏、ヨーロッパの極一部で作られていた、ケルシュと呼ばれる植物染料で先染めされた糸で織られた、チェック柄が特徴的の手織りリネンです。
手で紡がれた糸は太さが均等ではなく、それがゆえに織り上がった布の表面もぽこぽことしていて、なんとも言えないやさしい風合いと美しさがあります。とても美しい質感の素晴らしいリネンです。
植物染料による美しい先染めの糸による手織り。植物染料ならではの落ち着いた素敵なお色味のインディゴ。原料であるフラックスの栽培から、紡ぎ、織り、縫製と全てが手作業による、非常に手間隙のかかった素晴らしいリネンカバーです。表地はケルシュクロスと呼ばれるチェック柄、裏は無地のホームスパンリネンで作られています。
袋状になっており、袋上部は藁などを入れるために大きく開いていて、リボンで留める仕様となっています。小さな手織り機で織られた手織りリネンで作られている為、ホームスパンリネンを縦に2枚縦に接いで出来ています。袋口に小さくイニシャルが入っています。
*コンディション*目立ったシミやホール。生地の薄れ等のダメージの無い非常に良いコンディションのお品です。多少の色の薄れや極小さな保管汚れがある場合がございます。とても古いお品です、あらかじめご了承下さい。
*サイズ*
153cm幅×152cm(袋状での採寸となります。)